基準値 2.5ng/mL以下
測定法 EIA法
検体量 血清0.3mL
日数 3~5日
目的 心筋梗塞の重症度診断
Decision Level
●2.5~10ng/mL(増加)
[高頻度]心筋梗塞,心筋炎,筋ジストロフィー,皮膚筋炎,多発性筋炎,腎不全 [対策]CKおよびアイソザイム,トロポニンT,ミオグロビンの測定,心電図,心エコー,心カテーテル検査,筋電図,筋生検
●10ng/m以上(高度増加)
[高頻度・可能性]心筋梗塞(中等度以上) [対策]CKおよびアイソザイム,トロポニンTの測定,心電図,心エコー,心カテーテル検査
異常値のでるメカニズムと臨床的意義
ミオシンは筋原線維を構成する蛋白で2つの重鎖と4つの軽鎖からなる.分子量20,000~30,000と小さく,細胞外に逸脱しやすく,また血中で安定なことから心筋障害の生化学的指標と考えることができる.
心筋梗塞では発症3~4時間で上昇し始め,12~2
関連リンク
- 臨床検査データブック 2023-2024/アルブミン/グロブリン比(A/G比) [小]
- 臨床検査データブック 2023-2024/血中総分枝鎖アミノ酸/チロシンモル比〔BTR〕 [保] 283点
- 臨床検査データブック 2023-2024/アルドラーゼ〔ALD〕 [保] 11点(包)
- 臨床検査データブック 2023-2024/クレアチンキナーゼ-MB〔CK-MB〕《クレアチンホスホキナーゼ-MB〔CPK-MB〕》 [保] 90点
- 臨床検査データブック 2023-2024/ミオグロビン [保] 135点
- 臨床検査データブック 2023-2024/心筋トロポニンT〔TnT〕 [保] 112点
- 臨床検査データブック 2023-2024/心筋トロポニンI [保] 112点
- 臨床検査データブック 2023-2024/心臓由来脂肪酸結合蛋白〔H-FABP〕《心臓型脂肪酸結合蛋白》 [保] 135点
- 臨床検査データブック 2023-2024/メタネフリン,遊離メタネフリン分画 [保]*
- 臨床検査データブック 2023-2024/脳性ナトリウム利尿ペプチド〔BNP〕 [保] 133点(包)