基準値 150~250mg/dL
測定法 酵素法
検体量 血清0.5mL
日数 2~4日
目的 肝合成能の評価
Decision Level
●150mg/dL以下(減少)
[高頻度・可能性]劇症肝炎,非代償性肝硬変,急性肝炎極期,家族性無βリポ蛋白血症,家族性低βリポ蛋白血症,Tangier病,甲状腺機能亢進症,吸収不良症候群,骨髄増殖性疾患,多発性骨髄腫,Wolman病,Reye症候群,多発性硬化症 [対策]原疾患の治療
●250~400mg/dL(増加)
[高頻度・可能性]閉塞性黄疸,原発性胆汁性肝硬変,原発性硬化性胆管炎,Zieve症候群,脂肪肝,高コレステロール血症,甲状腺機能低下症,ネフローゼ症候群,妊娠,経口避妊薬 [対策]原疾患の治療
●400mg/dL以上(高度増加)
[高頻度]閉塞性黄疸,原発性胆汁性肝硬変,原発性硬化性胆管炎,高コレステロール血症 [可能性]ネフローゼ症候群,甲状腺機能低下
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