診療支援
検査

可溶性fms様チロシンキナーゼ/胎盤増殖因子比〔sFlt-1/PlGF比〕   340
soluble fms-like tyrosine kinase 1/ placental growth factor ratio
関 博之
(埼玉医科大学名誉教授・埼玉医科大学総合医療センター産婦人科客員教授)

基準値 38以下


測定法 ECLIA法


検体量 血清0.7mL(検査センターにより若干異なる.SRL0.7mL,BML 0.9mL,LSI0.6mL).実際に機器での測定に必要な検体量は42~70μLで機種により異なる.


日数

・検査センターにより若干異なる.

・SRL 2~6日,BML 2~8日,LSI 2~5日


目的 妊娠高血圧腎症の1週間以内の非発症と4週間以内の発症の予測


Decision Level

●38以下

[高頻度]1週間以内の妊娠高血圧腎症の発症が除外される陰性適中率は99.3%である [可能性]38以下であってもハイリスク群(①収縮期血圧が130mmHg以上または拡張期血圧が80mmHg以上,②蛋白尿陽性,③妊娠高血圧腎症を疑う臨床所見,または検査所見,④子宮内胎児発育遅延,子宮内胎児発育遅延を疑う検査所見の妊婦)の6人に1人は4週間以内に妊娠高血圧腎症を発症する [対策]38以下であれ

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