基準値 空腹時血漿血糖70~110mg/dL
共用基準範囲 73~109mg/dL
パニック値 50mg/dL以下,350mg/dL以上
パニック値とその原因病態・危険病態表
測定法 酵素法(glucose-oxidase;GOD)法
検体量 血漿0.5~1mL
日数 1~2日
目的 糖代謝の評価
Decision Level
●60mg/dL以下(高度低下)
[高頻度]インスリン・経口糖尿病薬の使用,反応性低血糖(ダンピング症候群) [可能性]膵β細胞腫,インスリン自己免疫症候群,下垂体機能低下症,副腎機能低下症,甲状腺機能低下症,肝腫瘍,アルコール性低血糖,糖原病(Ⅰ,Ⅲ,Ⅳ型),ロイシン過敏症,果糖不耐症 [対策]早急にグルコースの投与を行い,糖尿病治療の有無,服薬中の薬剤(特にインスリン,SU薬の使用歴),食事時間の関係,運動との関係を分析する.膵β細胞腫などを疑うときはインスリン値,血糖との関係を明