診療支援
検査

骨型アルカリホスファターゼ〔BAP,bs-ALP〕   161点(包)
bone specific alkaline phosphatase
高松 順太
(高松内科クリニック院長)

基準値

・男性:3.7~20.9μg/L

・閉経前女性:2.9~14.5μg/L

・閉経後女性:3.8~22.6μg/L


測定法 CLEIA


検体量 血清0.5mL


日数 2~3日


目的 骨代謝異常症の診断


NOTE‍ 保険点数:「ALPアイソザイムおよび骨型アルカリホスファターゼ」では96点


Decision Level

●300μg/L以上(高度増加)

[高頻度]くる病,重症骨軟化症,Paget病 [可能性]原発性骨腫瘍,癌の骨転移 [対策]他の骨代謝マーカーを測定する

●30~300μg/L以上(軽度~中等度増加)

[高頻度]甲状腺機能亢進症,副甲状腺機能亢進症,健常小児,閉経期骨粗鬆症,腎性骨異栄養症,骨折の治癒期 [可能性]悪性腫瘍に伴う高Ca血症,Cushing症候群,副腎皮質ホルモン製剤内服治療中,成長ホルモン治療中の小児,多発性骨髄腫,サルコイドーシス [対策]他の骨代謝マーカーを測定する


異常値の

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