基準値
・血清β-CTx:0.112~0.738ng/mL(閉経前女性)
・尿β-CTx:40.3~301.4μg/mmol・Cr
測定法
・血清β-CTx:EIA,ECLIA
・尿β-CTx:EIA
検体量
・血清
・尿
日数 不明
目的 骨代謝回転,特に骨吸収状態の把握
NOTE *保険点数:169点(包)(尿),170点(包)(血液).現在,受託検査会社なし
Decision Level
臨床的には,骨粗鬆症患者の骨吸収抑制薬による治療反応性の指標として使用する場合が多い.この場合,最小有意変化は血清β-CTx(EIA)で23.2ng/mL,血清β-CTx(ECLIA)で27.0ng/mL,尿β-CTxで23.5μg/mmol・Crである
●高値
骨代謝回転,特に骨吸収の亢進を意味する
[高頻度]原発性副甲状腺機能亢進症,続発性副甲状腺機能亢進症,甲状腺機能亢進症,骨粗鬆症,骨転移,多発性骨髄腫,悪性腫瘍に伴
関連リンク
- 臨床検査データブック 2023-2024/ヒドロキシプロリン〔Hyp〕 [保] 279点
- 臨床検査データブック 2023-2024/ビタミンAおよびカロチノイド レチノールパルミチン酸エステル《レチニルエステル》
- 臨床検査データブック 2023-2024/レチノール結合蛋白4〔RBP4〕 [保] 136点
- 臨床検査データブック 2023-2024/高感度副甲状腺ホルモン〔PTH-HS〕 [保] 165点(包)
- 臨床検査データブック 2023-2024/オステオカルシン〔OC〕《骨グラ蛋白〔BGP〕》 [保] 157点(包)
- 臨床検査データブック 2023-2024/Ⅰ型プロコラーゲン-N-プロペプチド〔P1NP〕 [保]*
- 臨床検査データブック 2023-2024/Ⅰ型コラーゲン架橋N-テロペプチド〔NTx〕 [保] 156点(包)
- 臨床検査データブック 2023-2024/Ⅰ型コラーゲンC末端テロペプチド〔ⅠCTP〕 [保] 170点(包)
- 臨床検査データブック 2023-2024/尿中デオキシピリジノリン〔DPD,D-Pyr〕 [保] 191点(包)