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基準値
・凝固法:60~140%
・合成基質法:90±30%
測定法 凝固時間法,ELISA,RIA法
検体量 血漿0.3mL(クエン酸加)
日数 2~6日
目的 第Ⅻ因子欠乏症の診断
Decision Level
●25~60%(低下)
[高頻度・可能性]DIC,肝硬変,ネフローゼ症候群,L-アスパラギナーゼ投与 [対策]原疾患の治療
●25%未満(高度低下)
[高頻度・可能性]敗血症に伴うDIC,非代償性肝硬変,第Ⅻ因子欠乏症 [対策]原疾患の治療
異常値のでるメカニズムと臨床的意義
第Ⅻ因子(Hageman factor)は肝で産生され,分子量8万で血中濃度は約30~40μg/mL,血中半減期は2~3日である.遺伝子は第5染色体にある.
第Ⅻ因子は異物(陰性荷電)表面で一部活性化される.活性化第Ⅻ因子は異物表面上で高分子キニノゲン(HMWK)の存在下にプレカリクレインをカリクレインに変換または第Ⅺ因子を活
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