基準値 3.75ng/mL以下
測定法 ELISA
検体量 血漿0.4mL(クエン酸加)
日数 2~4日
目的 ①トロンビン生成の確認,②DICや血栓症の診断,凝固亢進状態の把握
Decision Level
●3.75~20ng/mL(増加)
[高頻度]DIC,血栓症,心筋梗塞,敗血症,肝硬変 [可能性]大動脈瘤,悪性腫瘍,手術,糖尿病,ネフローゼ症候群,膠原病,妊娠高血圧症候群 [対策]Dダイマー,可溶性フィブリンモノマー複合体(SFMC),フィブリン/フィブリノゲン分解産物(FDP),アンチトロンビン(AT),プラスミン・α2-プラスミンインヒビター複合体(PPIC)などの測定
●20ng/mL以上(高度増加)
[高頻度]線溶亢進型DIC,血栓症,急性前骨髄球性白血病,多臓器不全,転移性悪性腫瘍 [可能性]手術,頭部外傷,ネフローゼ症候群 [対策]DICの存在の確認.原疾患の治療.ヘパリンなど抗凝固療
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