診療支援
検査

免疫関連遺伝子再構成   2,373点
immune-related gene rearrangement
横田 浩充
(慶應義塾大学病院臨床検査技術室・室長)

基準値 遺伝子再構成を認めず


測定法 サザンブロット法


検体量

・血液:7.0mL

・骨髄液:1.0mL

・組織:250mg


日数 11~13日


目的 リンパ性白血病,リンパ腫の診断と治療効果判定


Decision Level

●免疫グロブリン遺伝子再構成

[高頻度]B細胞性急性リンパ性白血病(ALL),B細胞性慢性リンパ性白血病(CLL),濾胞性リンパ腫,びまん性大細胞型B細胞性リンパ腫,リンパ形質細胞性リンパ腫,マントル細胞リンパ腫,脾辺縁型帯リンパ腫,節性濾胞辺縁帯リンパ腫,Burkittリンパ腫,hairy cell leukemia,形質細胞骨髄腫,原発性滲出リンパ腫,MALTリンパ腫など [対策]治療効果判定には細胞表面マーカーの結果に加え,微小残存腫瘍(MRD)のモニタリングとして,症例特異的な定量遺伝子解析が有用である

●T細胞受容体遺伝子再構成

[高頻度]T細胞性ALL,T細胞性CLL,larg

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