診療支援
検査

リンパ球芽球化試験《リンパ球幼若化試験,リンパ球刺激試験〔LST〕》  
lymphocyte blastoid formation test《lymphocyte blast transformation test,lymphocyte stimulation test》
三﨑 義堅
(京都桂病院・膠原病リウマチ科部長)

基準値

●PHAによるリンパ球芽球化試験

●核酸蛍光法 SI:2~4.9

3H-チミジン取り込み法 SI:26~230

●ConAによるリンパ球芽球化試験

●核酸蛍光法 SI:2.5~5

3H-チミジン取り込み法 SI:21~150

●薬剤によるリンパ球刺激試験(drug-induced LST;DLST)

3H-チミジン取り込み法:陰性(SI値1.8未満)

NOTE

・PHA:フィトヘマグルチニン(phytohemagglutinin)

・ConA:コンカナバリンA(concanavalin A)

・SI:刺激指数(stimulation index)

  SI=マイトジェン(あるいは試験薬剤)添加後の測定値/マイトジェン無添加の測定値


測定法 核酸蛍光法,3H-チミジン取り込み法


検体量

・リンパ球数により大きく変わる.リンパ球数が少ない場合には,10~20mL必要なことがある

●PHA,ConA

・核酸蛍光法:血

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