基準値 判定を表128図に示す
測定法 生理食塩水法,ブロメリン法,アルブミン法,間接抗グロブリン法,低イオン強度塩類溶液法(LISS)など
検体量 全血1~2mL(輸血量により必要検体量が異なる)
日数 当日
目的 ABO式およびRh式検査では見出せない抗体による副作用の防止
Decision Level
(検査手技は→を参照)
輸血できるのは,主試験:陰性,副試験:陰性の場合のみ
異常値のでるメカニズムと臨床的意義
交差適合試験には次の2つの試験がある.
●主試験:患者(受血者)血清+供血者血球
●副試験:患者(受血者)血球+供血者血清
交差適合試験は血液型不適合による輸血時の副作用を防止するために,ABO式,Rh式の同型血液を選び,併せて行う.
生理食塩水法は完全抗体(主にIgM)を,ブロメリン法,アルブミン法,間接抗グロブリン法(間接Coombs法),低イオン強度塩類溶液法(LISS)などは不完全抗