基準値 正常腸内細菌叢
NOTE 健常者の糞便中の菌数は,偏性嫌気性菌106~1012/g,腸内細菌目細菌104~1010/g,連鎖球菌104~1012/gくらい
測定法 好気培養,嫌気培養,微好気培養
検体量 3~5g
日数 2~5日
目的 腸管感染症における起炎菌の検索
NOTE *保険点数:同一検体について一般培養と併せて嫌気性培養を行った場合は122点を加算する
Decision Level
●陽性
[高頻度]急性胃腸炎,腸管感染症,コレラ,細菌性赤痢,サルモネラ症,腸管出血性大腸菌感染症,腸炎ビブリオ,偽膜性腸炎,Helicobacter pylori感染症,カンピロバクター感染症,黄色ブドウ球菌感染症など [対策]感染性胃腸炎では十分な水分補給とともに,場合によっては抗菌薬の投与を考慮する
異常値のでるメカニズムと臨床的意義
■糞便の培養検査
糞便における培養の目的は,腸管感染症の原因検索,抗菌薬