診療支援
検査

一般細菌薬剤感受性試験  
antibacterial susceptibility test
鶴留 えりか
(東京大学医学部附属病院感染制御部)
日暮 芳己
(東京大学医学部附属病院感染制御部)
森屋 恭爾
(東京大学保健・健康推進本部・保健センター)

基準値 米国Clinical and Laboratory Standards Institute(CLSI)が提唱する基準が,国内で最も多く用いられるが,European Committee on Antimicrobial Susceptibility Testing(EUCAST),日本化学療法学会のブレイクポイントも利用される場合がある


測定法 ディスク拡散法と希釈法(寒天平板希釈法と微量液体希釈法)があり,国内の多くの施設が微量液体希釈法を用いている.代表的な菌種におけるディスク拡散法と希釈法の培養条件などの概略を下記に示す(表147).


日数

・院内の場合:2日(薬剤感受性検査のみの日数.被検菌の発育条件などにより異なる場合がある)

・外注の場合:4~7日(薬剤感受性検査のみの日数.被検菌の発育条件などにより異なる場合がある.詳細は各施設に問い合わせること)


目的 一般細菌の薬剤感受性

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