基準値 0.7U/mL以下
測定法 ELISA法
検体量 血清0.2~0.5mL
日数 3~5日
目的 Mycobacterium avium complex(MAC)細胞壁由来GPL core抗原に対する抗GPL core IgA抗体の検出によるMAC症の補助診断
Decision Level
●0.7U/mL以上
[高頻度]MAC症 [可能性]M. abscessus,M. scrofulaceum,M. fortuitum,M. chelonaeもGPLを保有することに注意が必要である [対策]培養検査や遺伝子検査などで,微生物の同定を行う
異常値のでるメカニズムと臨床的意義
GPL(glycopeptidolipid) core は,MACの細胞壁を構成する主要な糖脂質抗原で,結核菌やM. kansasiiには存在しない.抗GPL core IgA抗体を測定することで,培養に時間のかかる抗酸菌の
関連リンク
- 臨床検査データブック 2023-2024/抗ミトコンドリアM2抗体 [保] 189点
- 臨床検査データブック 2023-2024/抗トリコスポロン・アサヒ抗体 [保] 847点
- 臨床検査データブック 2023-2024/アスペルギルス抗体
- 臨床検査データブック 2023-2024/感染症迅速診断キット [保]*
- 臨床検査データブック 2023-2024/アスペルギルス抗原 [保] 157点
- 臨床検査データブック 2023-2024/クラミジア類 クラミジア・ニューモニエ核酸検出《肺炎クラミジア核酸検出》 [保] 360点
- 臨床検査データブック 2023-2024/マイコプラズマ類 マイコプラズマ核酸検出 [保] 291点
- 臨床検査データブック 2023-2024/毒素性(トキシック)ショック症候群毒素-1産生性試験および遺伝子検査
- 臨床検査データブック 2023-2024/ウエストナイルウイルス遺伝子検査
- 新臨床内科学 第10版/5 エーリキアおよび関連菌の感染症