基準値 陰性
測定法 LAMP法
検体 咽頭拭い液または喀痰
日数 1~5日
目的 マイコプラズマ感染症の診断
Decision Level
●陽性
[高頻度・可能性]マイコプラズマによる肺炎,上気道炎,気管支炎 [対策]抗酸菌による治療を検討する
異常値のでるメカニズムと臨床的意義
Mycoplasma属には12種あるが,ヒトに病原性を示すのはMycoplasma pneumoniaeのみである.不顕性感染が多くみられる.自然軽快し抗菌薬などの治療が不要の場合も多い.微熱や長引く咳などでマイコプラズマ肺炎の可能性がある場合などでは検査する.肺外症状,免疫学的な症状を伴うことがあり,溶血性貧血,髄膜脳炎,心筋炎,結節性紅斑などの病態を示すことがある(国立感染症研究所「マイコプラズマ検査マニュアル」https://www.niid.go.jp/niid/images/lab-manual/Mycoplas
関連リンク
- 臨床検査データブック 2023-2024/結核菌群抗原 [保] 291点
- 臨床検査データブック 2023-2024/抗抗酸菌抗体 抗MAC抗体 [保] 116点
- 臨床検査データブック 2023-2024/真菌関連遺伝子検査
- 臨床検査データブック 2023-2024/アスペルギルス抗体
- 臨床検査データブック 2023-2024/感染症迅速診断キット [保]*
- 臨床検査データブック 2023-2024/アスペルギルス抗原 [保] 157点
- 臨床検査データブック 2023-2024/クラミジア類 クラミジア・ニューモニエ核酸検出《肺炎クラミジア核酸検出》 [保] 360点
- 臨床検査データブック 2023-2024/毒素性(トキシック)ショック症候群毒素-1産生性試験および遺伝子検査
- 臨床検査データブック 2023-2024/ウエストナイルウイルス遺伝子検査
- 新臨床内科学 第10版/バイオテロ