基準値 陰性
測定法 EIA法,イムノクロマト法
検体量
・鼻咽頭ぬぐい液
・鼻腔吸引液
・咽頭ぬぐい液
日数 10~20分(院内検査)
目的 インフルエンザウイルスによる感染の診断
Decision Level
●陽性
[高頻度]A型およびB型インフルエンザウイルス感染症 [対策]①検出限界を考慮し,A型あるいはB型インフルエンザを疑うが陰性で抗原検出の必要がある場合は,ウイルス分離あるいはRT-PCR法などを試みる.②A型あるいはB型インフルエンザウイルス抗原が陽性であっても,他のウイルスや細菌による重複感染,二次感染の可能性も考慮しておく
異常値のでるメカニズムと臨床的意義
インフルエンザは,流行規模に差があるものの,毎年必ず流行するかぜ症候群ウイルス感染症の1つである.特に高齢者や乳幼児,呼吸器疾患患者では重症化しやすく,その進行もきわめて速いことから早期診断と的確な治療が必要とされる.インフルエンザウ
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