診療支援
検査

薬剤耐性サイトメガロウイルス遺伝子解析〔薬剤耐性CMV遺伝子解析〕
drug-resistant cytomegalovirus gene analysis
峰松 俊夫
(愛泉会日南病院・疾病制御研究所長)
南嶋 洋一
(宮崎大学名誉教授)

基準値 薬剤耐性遺伝子を検出せず


測定法 PCRダイレクトシークエンス


検体量 感染組織25mg,感染組織・排泄液0.5mL,血清0.5mLまたはEDTA加血液0.5mL(EDTA加血液は新鮮検体を用いる)

NOTE サイトメガロウイルス(CMV)核酸がPCRにて検出される検体であれば検査可能


日数 7~12日


目的 薬剤耐性CMVの検出


Decision Level

●ガンシクロビル,バルガンシクロビル,ホスカルネットおよびレテルモビル耐性遺伝子の検出

[高頻度・可能性]ガンシクロビル(バルガンシクロビル)耐性CMV感染症,ホスカルネット耐性CMV感染症,レテルモビル耐性CMV感染症 [対策]CMV分離・同定,定量的CMV核酸検出などのウイルス学的検査,病理組織学的検査,抗体価測定などの血清学的検査,併せて臨床所見の検討により,CMV感染あるいは感染症か否かの判断をする


異常値のでるメカニズムと臨床的意義

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