基準値
・ウロビリノゲン:±~+
・ビリルビン:-(感度0.8mg/dL)
測定法 試験紙法(①ウロビリノゲン:Ehrlichのアルデヒド反応,②ビリルビン:ジアゾカップリング反応)
検体量 尿10mL(定性)
日数 当日
目的 肝・胆道系疾患のスクリーニング
Decision Level
■ウロビリノゲン
●2+~4+(増加)
[高頻度]急性肝炎,慢性肝炎,肝硬変,アルコール性肝障害,薬物性肝障害,心不全,溶血性貧血,内出血,紫斑病,便秘,腸閉塞 [可能性]体質性黄疸 [対策]肝障害をきたす疾患,溶血をきたす疾患の診断と治療
●-(減少)
[高頻度]肝内胆汁うっ滞,閉塞性黄疸,胆汁瘻,抗菌薬投与による腸内細菌の減少 [可能性]急性肝炎黄疸極期,高度肝不全 [対策]胆汁うっ滞に関する診断と治療
■ビリルビン
●1+~3+(増加)
[高頻度]急性肝炎,劇症肝炎,肝硬変,薬物性肝障害,アルコール性肝障害,肝内胆汁うっ滞,閉