基準値 0.067以上(SRL)
測定法 CLEIA
検体量 2.5mL
日数 3~9日
目的 脳内のアミロイドβ(Aβ)沈着の評価
Decision Level
●0.067未満(減少)
[高頻度]アルツハイマー病 [可能性]脳アミロイド血管症,レビー小体型認知症,中枢神経内の炎症性疾患,加齢に伴うAβ沈着 [対策]髄液Aβ42/40比の減少と合わせて髄液リン酸化タウ蛋白の増加を確認できれば,認知症の原因がアルツハイマー病である可能性が高くなる.一方,Aβ42/40比の減少を認めるものの髄液リン酸化タウ蛋白の増加を伴わない場合,脳内にAβ沈着はあるものの認知症の原因は非アルツハイマー病理変化(suspected non-Alzheimer's pathologic change;SNAP)によると判断する
異常値のでるメカニズムと臨床的意義
髄液Aβ42の減少は,脳内でのAβ沈着を反映しアミロイドPET
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