診療支援
検査

CYP2D6遺伝子診断
genotyping of cytochrome P450 2D6
大谷 壽一
(慶應義塾大学医学部教授・慶應義塾大学病院薬剤部長)
澤田 康文
(東京大学大学院客員教授・育薬学講座)

基準値 なし


測定法 PCR-RFLP法,アレル特異的PCR法など


検体量 全血3mL程度


日数 7~14日


目的 薬物代謝活性の推定


Decision Level

 日本人において特に重要な変異型はCYP2D65CYP2D610であり,それぞれアレル頻度は5%程度,30~40%である.前者はCYP2D6遺伝子の完全欠損であるのに対し,後者は東洋人に特異的な変異で,C188Tの変異により判定する.CYP2D62は日本人においては診断対象とされないことが多い(診断意

関連リンク

この記事は医学書院IDユーザー(会員)限定です。登録すると続きをお読みいただけます。

ログイン
icon up
あなたは医療従事者ですか?