診療支援
検査

子宮筋腫
岩佐 武
(徳島大学大学院教授・産科婦人科学分野)

病態

 子宮壁の筋層に平滑筋腫が発生増大し,過多月経,月経困難症,不妊をもたらす.発生部位により漿膜下,壁内,粘膜下に分類される


[参考]

 産婦人科診療ガイドライン―婦人科外来編2020


異常値

・ヘモグロビン 過多月経のため10g/dL以下

・赤血球数 過多月経のため300万/μL以下

・超音波 子宮筋よりも低輝度腫瘤

・MRI T1,T2強調画像ともに均一低信号

・LD 245IU/L以上なら肉腫を疑って精査する

・子宮卵管造影法 不妊の

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