●抗リウマチ薬(csDMARDs)
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ブシラミン薬
bucillamine
主リマチル(Rimatil)(あゆみ)(錠)
他ブシラミン(東和薬,日医工)
影響ニトロプルシド反応の原理により尿中ケトン体反応が偽陽性を呈することがある
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サラゾスルファピリジン薬
salazosulfapyridine
主アザルフィジンEN(Azulfidine EN)(あゆみ)(腸溶錠)
他サラゾスルファピリジン(各社)
影響ALT,AST,CK-MB,GLDH,血中アンモニア,血中チロキシン及び血中グルコース等の測定値がみかけ上増減することがあるため,検査結果の解釈は慎重に行う.本剤並びに代謝物5-アミノサリチル酸及びスルファピリジンは,NAD(H)又はNADP(H)を使用した340nm付近の紫外線吸光度測定に干渉する可能性があり,検査方法により検査結果に及ぼす影響が異なることが報告
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メトトレキサート薬
methotrexate(MTX)
主リウマトレックス(Rheumatrex)(ファイザー)(カプセル)
他メトトレキサート(各社)
影響トリメトプリム(スルファメトキサゾール・トリメトプリム薬薬配合剤)併用の場合,ジヒドロ葉酸還元酵素(DHFR)を用いたMTX濃度測定でみかけ上高値を呈することがある→注意
●生物学的製剤(bDMARD)
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セルトリズマブ ペゴル薬
certolizumab pegol
主シムジア(Cimzia)(UCB)(皮下注)
影響海外臨床試験で,本剤が一部の凝固検査キットに干渉することが認められている〔凝固系に異常がない患者で,活性化部分トロンボプラスチン時間(aPTT)を見かけ上延長させることがある.トロンビン時間(TT
関連リンク
- 治療薬マニュアル2023/ブシラミン《リマチル》
- 治療薬マニュアル2024/ブシラミン《リマチル》
- 治療薬マニュアル2024/サラゾスルファピリジン《アザルフィジンEN》
- 治療薬マニュアル2024/メトトレキサート《メトジェクト リウマトレックス》
- 治療薬マニュアル2023/メトトレキサート《メトジェクト リウマトレックス》
- 治療薬マニュアル2024/(合剤)スルファメトキサゾール・トリメトプリム(ST合剤)《バクタ バクトラミン》
- 治療薬マニュアル2024/(合剤)スルファメトキサゾール・トリメトプリム(ST合剤)《バクトラミン》
- 治療薬マニュアル2024/セルトリズマブ ペゴル(遺伝子組換え)《シムジア》
- 治療薬マニュアル2024/アバタセプト(遺伝子組換え)《オレンシア》
- 今日の治療指針2023年版/その他
- 臨床検査データブック 2023-2024/解熱・鎮痛・抗炎症薬
- 臨床検査データブック 2023-2024/降圧薬
- 臨床検査データブック 2023-2024/止痢・整腸薬
- 臨床検査データブック 2023-2024/性ホルモン製剤
- 臨床検査データブック 2023-2024/電解質製剤
- 臨床検査データブック 2023-2024/抗真菌薬
- 臨床検査データブック 2023-2024/免疫抑制剤
- 臨床検査データブック 2023-2024/生活改善薬
- 臨床検査データブック 2023-2024/造影剤