適応
気管支喘息,アレルギー性鼻炎,蕁麻疹,湿疹・皮膚炎,皮膚瘙痒症
用法
1回1mg 1日2回 朝食後・就寝前(増減) 小児シDS1日0.06mg/kg 分2 朝食後・就寝前(増減) 〔標準1日投与量〕6カ月~2歳:0.8mg,3~6歳:1.2mg,7歳以上:2mg ►1歳未満の乳児は体重,症状を考慮し適宜投与量を決めること ►風味図
禁忌
1)過敏症
2)てんかん又はその既往歴
注意
〈基本〉
➊眠気等→運転不可
②気管支喘息では,既に起きている発作や症状を速やかに軽減する薬剤ではないことを患者に十分説明
配合シ配合はできるだけ回避が望ましい.やむを得ない場合,ケフラール細粒は配合後できるだけ速やかに服用
〈検査〉アレルゲン皮内反応を抑制→検査実施3~5日前より中止が望ましい
患者背景
〈合併・既往〉
①てんかんを除く痙攣性疾患又は既往歴(痙攣閾値低下)
②長期ステロイド療法中(本剤投与によりステロイドの減量をはかる場合は十分な管理下で徐々に行う)
〈肝〉肝機能障害患者を対象とした臨床試験は未実施
〈妊婦〉妊B1有益のみ 〈授乳婦〉有益性を考慮して継続又は中止 〈小児〉乳児,幼児には慎重に(痙攣,興奮等の中枢神経症状の恐れ) 〈高齢〉カ生理機能低下→減量等注意
相互
〈併用注意〉中枢神経抑制薬(鎮静薬,催眠薬等),抗ヒスタミン薬,アルコール:眠気,精神運動機能低下等(両剤ともに中枢神経抑制作用を有する)→アルコール性飲料の摂取制限 飲食物表
過量投与
〈症状〉傾眠,見当識障害,チアノーゼ,呼吸困難,発熱,錯乱,痙攣,頻脈,徐脈,低血圧,眼振,可逆性昏睡等.特に小児では,興奮性亢進,痙攣
副作用
〈重大〉
1)痙攣・興奮→中止し処置(乳・幼児では特に注意)
2)肝機能障害,黄疸(AST・ALT・Al-P・LDH・γ-GTPの上昇等を伴う)→中止し処置
〈その他〉
1)泌尿器(頻尿,排尿痛,血尿,残尿感等の膀胱炎様症状)
2)過敏