適応
〔ヤーズ〕
1月経困難症
〔ヤーズフレックス〕
1月経困難症
2子宮内膜症に伴う疼痛の改善
3生殖補助医療における調節卵巣刺激の開始時期の調整 注意3妊娠率や生産率の報告を踏まえると,本剤を含む低用量黄体ホルモン・卵胞ホルモン配合剤で調節卵巣刺激の開始時期の調整を行った場合は,開始時期の調整を行わない場合と比べて,妊娠率や生産率が低下する可能性→このことを患者に説明した上で,本剤の投与の要否は,患者ごとに治療上の必要性及び危険性を考慮して慎重に判断
用法
〔ヤーズ〕1日1錠を毎日一定の時刻に定められた順に従って(淡赤色錠から開始)28日間連続経口 ►以上28日間を投与1周期とし,出血が終わっているか続いているかにかかわらず,29日目から次の周期の錠剤を投与し,以後同様に繰り返す 注意
①毎日一定の時刻に服用
➋投与に際し,不正性器出血の予防及びホルモン剤服用中の妊娠のリスクを最小限にとどめるため,飲み忘れ等がないよう服用方法を十分指導
➌服用開始日:初めて服用させる場合,月経第1日目から開始.服用開始日が月経第1日目から遅れた場合,妊娠のリスクを考慮し,飲み始めの最初の1週間はホルモン剤以外の避妊法を用いる
④万一前日の飲み忘れに気付いた場合,直ちに前日の飲み忘れた錠剤を服用し,当日の錠剤も通常の服薬時刻に服用.2日以上服薬を忘れた場合は,気付いた時点で前日分の1錠を服用し,当日の錠剤も通常の服薬時刻に服用し,その後は当初の服薬スケジュールどおり継続
〔ヤーズフレックス〕1次のいずれかを選択
①1日1錠.24日目までは出血の有無にかかわらず連続投与.25日目以降に3日間連続で出血(点状出血を含む)が認められた場合,又は,連続投与が120日に達した場合は,4日間休薬 ►休薬後は出血が終わっているか続いているかにかかわらず,連続投与を開始.以後同様に連続投与と休薬を繰り返す
②1日1錠を24日間連続投