診療支援
薬剤

アスホターゼ アルファ(遺伝子組換え)新様式
395
asfotase alfa(genetical recombination)
ストレンジック Strensiq(アレクシオン)
 皮下注:12mg・18mg・28mg・40mg・80mg/V(0.3mL・0.45mL・0.7mL・1mL・0.8mL/V)

適応

低ホスファターゼ症

用法

1回1mg/kgを週6回,又は1回2mg/kgを週3回皮下投与(適宜減量)

禁忌

重篤な過敏症

注意

〈基本〉

①低Ca血症→投与後は,定期的に血清Ca値を測定し,血清Ca値の変動や痙攣,しびれ,失見当識等の症状に注意.尚,必要に応じてCaやVDの補充を考慮

②本剤は蛋白質製剤であり,アナフィラキシーショックなど重度のアレルギー反応あり→異常の際は直ちに中止し処置

③投与中又は投与当日に,投与時反応(発熱,悪寒,易刺激性,悪心,頭痛等)が発現することが報告→状態を十分に観察し,異常の際は処置

④投与後,注射部位反応(紅斑,発疹,変色,瘙痒感,疼痛,丘疹,結節,萎縮等)が発現することが報告→発現に注意し,必要に応じて処置.尚,注射部位反応は週3回投与よりも週6回投与で多く報告→週6回投与の際は注射部位反応の発現により注意

⑤頭蓋骨縫合早期癒合症及び異所性石灰化は,低ホスファターゼ症患

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