基準値
●μmol/日(通常食での値)
・男性:150~500
・女性:100~300
●μmol/gCr(通常食での値)
・男性:150~300
・女性:150~330
測定法 HPLC法
検体量 尿2mL
日数 5~7日
目的 筋肉の異化の指標
Decision Level
●150μmol/gCr以下(低値)
[高頻度・可能性]低栄養,甲状腺機能低下症 [対策]原疾患の診断と治療,栄養状態の評価
●男性300(女性330)μmol/gCr以上(高値)
[高頻度・可能性]コントロール不良の糖尿病,甲状腺機能亢進症,進行性筋ジストロフィー,肝硬変,悪性腫瘍,重症感染症,外科手術後,薬剤(副腎皮質ホルモン剤) [対策]原疾患の診断と治療,栄養状態の評価
異常値のでるメカニズムと臨床的意義
3-MeHisは収縮蛋白であるアクチンとミオシンの構成アミノ酸で,ペプチド鎖に組み込まれたヒスチジンにメチル基が結合して形成される.筋
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