今日の診療
検査

副腎皮質刺激ホルモン〔ACTH〕   184点(包)
adrenocorticotropic hormone
加治 秀介
(兵庫県立大学名誉教授)


基準値 7.2~63.3pg/mL


測定法 RIA(固相法),FIA


検体量 血漿0.5mL(必ずEDTAの入った特別容器で採血)


日数 3~5日


目的 副腎皮質機能異常の診断と評価


Decision Level

表85参照.

■高値

●コルチゾール高値の場合

[高頻度]Cushing病(ACTH産生下垂体腫瘍) [可能性]異所性ACTH症候群,異所性CRH産生腫瘍,結節性副腎過形成の一部,神経性食欲不振症,うつ病,ストレス,原発性コルチゾール不応症 [対策]①Cushing病ではACTHの基礎値は基準上限から数百pg/mLであることが多く,その平均は異所性ACTH症候群の基礎値に比べて低いことが多い.ACTH依存性の高コルチゾール血症の鑑別にはデキサメタゾン抑制試験が必要.②ACTH基礎値がきわめて高値である場合は異所性ACTH症候群の可能性が高くなる.また,異所性ACTH症候群から放出されるACTHに

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