糖代謝検査は,主に糖尿病の診断,治療法の決定,治療効果の判定などのために行われる.
●診断のための検査
糖尿病の診断には慢性の高血糖状態の証明が必要であり,空腹時血糖,随時血糖,75g経口グルコース負荷試験(75g OGTT)を異なる日に行って判断することもできるが,通常はこれらの検査とHbA1cを同時に行うことで診断する.
●病型・病態の評価による治療法決定のための検査
糖尿病の治療法の選択にあたっては,高血糖の証明のみならず,1型糖尿病,2型糖尿病などの病型や,インスリン抵抗性やインスリン分泌不全の程度などの病態を評価する必要がある.病型の診断は,発症様式などの現病歴や体重歴,口渇・多飲・多尿などの自覚症状,肥満などの他覚症状からも推定できるが,確定診断には抗GAD抗体や抗IA-2抗体などの自己抗体の存在や,血中および尿中のC-ペプチドの定量,または血中インスリン値の測定による内因性イン
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