今日の診療
検査

抗P/Q型電位依存性カルシウムチャネル抗体〔抗P/Q型VGCC抗体〕   1,000点
anti-P/Q-type voltage-gated calcium channel antibody
楠 進
(近畿大学名誉教授・客員教授・脳神経内科)


基準値 陰性(30.0pmol/L未満)


測定法 RIA法


検体量 血清0.3mL


日数 2~8日


目的 ランバート・イートン筋無力症候群(LEMS)の診断の補助


Decision Level

●陽性

[高頻度]LEMS [可能性]LEMSではない抗P/Q型VGCC抗体陽性小細胞肺癌,LEMSではない抗P/Q型VGCC抗体陽性傍腫瘍性小脳変性症 [対策]臨床症状や診察所見および電気生理学的検査などによりLEMSの診断を行い,診断されたら適切な治療を行う.LEMSでは高率に小細胞肺癌などの悪性腫瘍を合併するので,悪性腫瘍(特に小細胞肺癌)の検索を行い,腫瘍が発見されたときにはその治療を行う.また,LEMSでないと判断された場合にも,小細胞肺癌の検索は必要であり,また小脳障害の評価も必要である


異常値のでるメカニズムと臨床的意義

 抗P/Q型VGCC抗体は,神経筋接合部のシナプス前終末のP/Q型VGCCに作用し

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