基準値 APOA2-i Index 59.5μg/mL以上
測定法 ELISA
検体量 血漿0.3mL, 血清0.3mL
日数 5~7日
目的 膵癌の診断補助の腫瘍マーカー
Decision Level
●59.5μg/mL未満(減少)
[高頻度]膵癌 [可能性]膵類縁疾患〔慢性膵炎,膵管内乳頭粘液性腫瘍(IPMN)など〕,他の消化器癌(食道癌,胃癌,大腸癌,肝臓癌など) [対策]膵癌の合併率が高いことから,微小膵癌の可能性を視野に入れて,造影CT,超音波内視鏡,MRI/MRCPなど診断精度の高い画像検査を用いて精査を進める.また上記画像検査で膵管狭窄などの異常を認める場合は,腫瘍を指摘できなくともERCPによる精査が考慮される.他の消化器癌のスクリーニングも行う
異常値のでるメカニズムと臨床的意義
本検査は,従来の腫瘍マーカーとは異なり,腫瘍細胞から直接産生されるものではなく,膵外分泌機能の変化から生じ
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