基準値 検出なし
測定法 顕微鏡による検鏡
検体量 糞便1g程度
日数 1日
目的 腸管原虫感染の診断
Decision Level
●腸管原虫の栄養体,シスト,オーシストが検出されれば異常値である
対象とする原虫種:赤痢アメーバ,クリプトスポリジウム,ランブル鞭毛虫,戦争シストイソスポーラ,サイクロスポーラなど.
異常値のでるメカニズムと臨床的意義
腸管原虫の感染を疑う状況は,海外渡航歴があり下痢症状が2週間以上遷延する場合である.これに加え,赤痢アメーバ感染では,男性同性愛者であることやHIV感染症がリスクである.
想定される原虫によって検査方法を選択し,検査を反復することが重要である.
腸管原虫の栄養体,シスト,オーシストが検出されれば確定診断である〔例:①赤痢アメーバ:栄養体の観察は,採取した便を37℃の生理食塩水に溶解し,保温しながら速やかに検鏡する(直接塗抹法),シストの観察は集シスト法を用