今日の診療
検査

髄液 IgGインデックス   390点
IgG index
宮本 勝一
(和歌山県立医科大学教授・脳神経内科)


基準値 0.73以下

  IgGインデックス

   =(髄液IgG×血清アルブミン)/(血清IgG×髄液アルブミン)


測定法 TIA法およびネフェロメトリー法


検体量

・LSIメディエンス:血清と髄液各々0.7mL

・BML:血清と髄液各々0.6mL


日数

・LSIメディエンス:2~3日

・BML:2~4日


目的 多発性硬化症の診断指標


Decision Level

●基準値以上(>0.73または>0.7)

[高頻度]多発性硬化症,亜急性硬化性全脳炎,神経梅毒 [可能性]脳炎,髄膜炎,脊髄炎,脳腫瘍,脊髄腫瘍,多発性神経炎など [対策]髄液と血清を同時に採取することが重要である.さらに,量的指標であるIgGインデックスだけでなく,質的指標である髄液オリゴクローナルバンドも併せて測定することが望ましい


異常値のでるメカニズムと臨床的意義

 多発性硬化症では,脱髄病巣の炎症を反映して髄液腔で産生されたIgG量が著しく増加す

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