病態
慢性肝障害の結果,肝小葉構造が改築され偽小葉を形成した状態をいう
[参考]
肝硬変診療ガイドライン2020
異常値
・AST,ALT 上昇(AST>ALT).ほぼ正常のこともある
・アルブミン,コリンエステラーゼ,コレステロール 低下
・γ-グロブリン 上昇
・ビリルビン 非代償期に上昇
・ICG試験 15分停滞率上昇(25%以上)
・プロトロンビン時間,ヘパプラスチンテスト 延長
・血算 汎血球減少,特に血小板の減少(10万/μL以下)
・HCV抗体,HBs抗原 各々C型
関連リンク
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