病態
プロラクチン(PRL)の過剰分泌,原因はPRL産生下垂体腫瘍(プロラクチノーマ)をはじめとする種々の機能性器質性疾患と薬剤
[参考]
間脳下垂体機能障害と先天性腎性尿崩症および関連疾患の診療ガイドライン2023年版
異常値
・血中PRL 高値(睡眠,ストレス,性交や運動などに影響されるため,複数回測定でいずれも施設基準値以上).マクロプロラクチノーマにおけるPRLの免疫測定においてフック効果(過剰量のPRLが,添加した抗体の結合能を妨げ,見かけ上PRL値が低くなること)に注意する
・遊離T4(FT4)低下,TSH値上昇 高PRL血症の原因の1つである原発性甲状腺機能低下症を鑑別するため
・下垂体MRI 高PRL血症の原因鑑別のため
経過観察のための検査項目とその測定頻度
●血中PRL [急性期]活動性判定および治療方針決定のため2週ごと [安定期]治療効果判定のため1~3カ月ごと
●血中エストラジ
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