病態
成人の場合は,①高度蛋白尿(>3.5g/日もしくは随時尿で>3.5g/gCre),②低蛋白・低アルブミン血症(Alb<3.0g/dL参考所見として血清TP<6.0g/dL),③浮腫,④脂質異常症(高LDLコレステロール血症)を呈する病態(診断上①,②は必須,③は必須ではないが重要所見,④は必須条件ではない.卵円形脂肪体は診断の参考となる)と定義されている.小児の場合は成人と異なり,⑤持続する高度蛋白尿(夜間蓄尿で40mg/hr/m2以上または早朝尿で尿蛋白クレアチニン比2.0g/gCr以上)かつ⑥低アルブミン血症(血清Alb2.5g/dL以下)の両方を満たし,明らかな原因疾患がないもの,となる.その他,病態として血栓症,易感染性,腎機能低下,高血圧などが問題となることがあるが,病態は完全には解明されていない
[参考]
・エビデンスに基づくネフローゼ症候群診療ガイドライン2020
・小児特発