成長ホルモン分泌不全性低身長症(GHD)

加治　秀介

（兵庫県立大学名誉教授）

病態

　骨端線閉鎖以前の成長ホルモン(GH)分泌不全

[参考]

　間脳下垂体機能障害と先天性腎性尿崩症および関連疾患の診療ガイドライン2023年版

異常値

・インスリン負荷(低血糖)試験　中等症ではGH頂値は6ng/mL以下(重症は3ng/mL以下)〔「インスリン負荷試験」の項→を参照〕

・アルギニン負荷試験　血清(漿)GH頂値は中等症では6ng/mL以下(重症は3ng/mL以下)〔「アルギニン負荷試験」の項→を参照〕

・レボドパ負荷試験　血清(漿)GH頂値は中等症では6ng/mL以下(重症は3ng/mL以下)〔「レボドパ負荷試験」の項→を参照〕

・クロニジン負荷試験　血清(漿)GH頂値は中等症では6ng/mL以下(重症は3ng/mL以下)

・グルカゴン負荷試験　血清(漿)GH頂値は中等症では6ng/mL以下(重症は3ng/mL以下)〔「グルカゴン負荷試験」の項→を参照〕

・GHRP-2負荷試験　負荷前および

初出:臨床検査データブック 2025-2026 発行:2025年1月

収載:医学書院 医療情報サービス（2025年9月29日　掲-ID：ken_05672-25_a008b014z0008）