今日の診療
治療

意識障害
consciousness disturbance
芳賀佳之
(さいたま市立病院・救急科部長)

A.ER診療のポイント

●意識障害は,意識の明瞭度(覚醒)の障害と,意識内容(刺激の認知や反応性)の障害の2つの面から評価を行い,失神,傾眠,昏迷,せん妄,昏睡などの用語を正確に使用して表現する(表1).

●意識障害の原因は,頭蓋内病変ばかりでなく,内因・外因双方の非常に広範囲に及ぶ病態が含まれることに注意を要する.

●ERにおける治療では,①重症度を判定して致死的な病態の改善を図ること(例:呼吸循環不全など),②病因を検索して改善しうる原因は速やかに除去すること(例:低血糖など)を最優先とする.

●意識障害の原因検索の過程で,最も情報量が多いのは病歴聴取,次いで身体所見である.いたずらに検査所見に頼るべきではない.

●意識障害は時間とともに増悪したり寛解したりするので,意識レベルの評価は1回にとどまらず,随時行うべきである.


B.最初の処置

1呼吸循環の維持 意識障害は重篤な病態の一部であることが多

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