今日の診療
診断

腹痛
abdominal pain
浅香 正博
(北海道医療大学 学長)

腹痛とは

定義

 腹痛は,プライマリケアで最もありふれた症状で,患者の訴えもはっきりしていることが多い.しかし,あくまでも主観的な自覚症状であり,あいまいな点が多い.訴えから痛みの起こり方,痛みの内容,持続時間などがわかり,おおよその病気を判断することができる.

 ただし,病状が進んでいてショックなどの重篤な状態になって受診することも少なくないので,初診時の身体所見のとり方と検査の進め方が重要となる.

患者の訴え方

 患者は,「チクチクする」「重苦しい」「さしこむような」「きりきりと」という言葉でその程度を,「だまっていても痛い」「押すと痛い」「痛みが走る」という表現でその性質を訴えてくる.

 腹痛は,内臓痛,体性痛,関連痛の3種類からなる.実際にはこの3種類の痛みが複雑に組み合わさって感じられる.

 内臓痛は,管腔臓器の伸展・拡張・収縮によるもので,腹部正中線上に疼痛を感じ,局在性に乏しい.痛みの性状

残り約3200文字

この記事は医学書院IDユーザー(会員)限定です。登録すると続きをお読みいただけます。

ログイン

チケット利用で30分全ページ閲覧

所持チケット:0枚残り利用回数:5/5

チケット00枚を消費して「コンテンツタイトル」を閲覧しますか?

※限定チケットから優先的に消費されます

チケットが不足しています。

チケット利用による閲覧上限を超えています。

いいえ
チケット獲得
閉じる
閉じる

チケットの利用に失敗しました。
お手数ですが、再度お試しください。

閉じる

対象のコンテンツはチケット利用対象外です。

閉じる
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら

トライアル申込ボタンを押すとトライアル申込ページに遷移します

トライアルの申し込みが完了しましたら,ライセンス情報更新ボタンを押してください

検索条件を追加

キーワード
検索対象
カテゴリ
キャンセル