適応 ❶双極性障害におけるうつ症状の改善 ❷統合失調症
用法 ❶1日1回20-60 mg,食後 開始20 mg 増量幅は20 mg/日 1日最大60 mg 腎Ccr 50 mL/分未満 開始10 mg 増量幅10 mg 最大60 mg 肝Child-Pugh B 開始10 mg 増量幅10 mg 最大60 mg,Child-Pugh C 開始10 mg 増量幅10 mg 最大30 mg ❷1日1回40 mg,食後 1日最大80 mg.忍容性が確認され,効果不十分な場合にのみ増量を検討 腎Ccr 30-50 mL/分 開始20 mg 増量幅10 mg 維持40 mg 最大60 mg,Ccr 30 mL/分未満 開始20 mg 増量幅10 mg 維持20 mg 最大60 mg 肝Child-Pugh B 開始20 mg 増量幅10 mg 維持40 mg 最大60 mg,Child-Pugh C 開始20 mg 増量幅10 mg 維持20 mg 最大30 mg
禁忌 昏睡状態,中枢神経抑制薬の強い影響下 併禁 イトラコナゾール,ボリコナゾール,ミコナゾール(経口・口腔用・注射),フルコナゾール,ホスフルコナゾール,ポサコナゾール,リトナビル含有製剤,ダルナビル,アタザナビル,ホスアンプレナビル,エンシトレルビル,コビシスタット,クラリスロマイシン,リファンピシン,フェニトイン,ホスフェニトイン,アドレナリン(救急治療の場合を除く) 重大 悪性症候群,遅発性ジスキネジア,痙攣,高血糖,糖尿病性ケトアシドーシス,糖尿病性昏睡,肺塞栓症,深部静脈血栓症,横紋筋融解症,無顆粒球症,白血球減少 RMP過敏症,錐体外路症状 注意 禁運転 妊B1 T1/222.45±6.99時間(40 mg)
選び方・使い方 双極症のうつ症状に最も推奨される治療薬の1つである.中核症状に有効であり,気分安定薬