適応 錠OD細液 3 mgは❶のみ(クニヒロ・ファイザーには❷の適応はない).❶統合失調症 ❷小児期の自閉スペクトラム症に伴う易刺激性(原則5歳-18歳未満) 筋注統合失調症
用法 錠OD細液❶開始1回1 mg,2回/日,徐々に増量 維持2-6 mg/日,原則2回分服 1日最大12 mg ❷児15 kg以上20 kg未満:1日1回0.25 mgで開始,4日目より0.5 mg/日 2回分服.増量は1週間以上あけて0.25 mg/日ずつ 1日最大1 mg.20 kg以上:1日1回0.5 mgで開始,4日目より1 mg/日 2回分服.増量は1週間以上あけて0.5 mg/日ずつ 1日最大20 kg以上45 kg未満2.5 mg,45 kg以上3 mg
筋注 1回25 mg,2週間隔で臀部筋注 初回25 mg 1回最大50 mg(投与3週間後より血中濃度が上昇するため,初回投与後3週間は経口抗精神病薬を併用するなど適切な治療を行う.増量後3週間についても必要に応じて経口抗精神病薬の併用を考慮する.増量は,少なくとも同一用量で4週間以上投与後,原則12.5 mgずつ慎重に増量)
禁忌 昏睡状態,中枢神経抑制薬の強い影響下,パリペリドン過敏症歴 併禁 アドレナリン(救急の場合を除く),クロザピン●(●筋注のみ) 重大 悪性症候群,遅発性ジスキネジア,麻痺性イレウス,SIADH,肝障害,黄疸,横紋筋融解症,不整脈,脳血管障害,高・低血糖,糖尿病性ケトアシドーシス・昏睡,無顆粒球症,白血球減少,肺塞栓症,深部静脈血栓症,持続勃起症,アナフィラキシー● 注意 禁運転 妊C 保錠防湿 OD防湿・高温回避 液凍結回避 筋注遮光2-8℃ T1/2約4時間(内服1 mg)
選び方・使い方 有効性が確立されており,剤形が豊富で使い勝手がよく,初発・再発例ともに第一選択薬の1つ.内用液は吸収が速いため頓