適応 OD錠細❶統合失調症 ❷双極性障害における躁症状の改善 ❸双極性障害におけるうつ症状の改善 ❹抗腫瘍薬投与に伴う消化器症状(悪心・嘔吐) 筋注統合失調症における精神運動興奮
用法 OD錠細高2.5-5 mgの少量から開始等慎重投与.❶初期1日1回5-10 mg 維持1日1回10 mg 1日最大20 mg ❷初期1日1回10 mg 1日最大20 mg ❸初期1日1回5 mg,その後1日1回10 mg 1日最大20 mg,いずれも就寝前 ❹抗腫瘍薬の前に投与し,他の制吐薬(ステロイド・5HT3受容体拮抗薬・NK1受容体拮抗薬)と併用,1日1回5 mg,適宜増量 1日最大10 mg(各サイクル6日間まで) 筋注蒸2.1 mLで溶解.1回10 mg,筋注 効果不十分1回10 mgまで追加投与可,前回の投与から2時間以上あける.投与回数は追加投与を含め2回/日まで.年齢・症状に応じて減量を考慮 高2.5-5 mgの少量投与等を検討
警告 ①著しい血糖値の上昇から,糖尿病性ケトアシドーシス,糖尿病性昏睡等が発現,死亡に至る可能性.口渇,多飲,多尿,頻尿等の異常に注意.OD錠細②投与中は血糖値の測定等を行う.重大な副作用が発現する可能性を患者等に説明し,異常が現れた場合には直ちに中断,医師の診察を受けるよう指導 筋注③投与前に血糖値の測定等を行う.糖尿病又は既往・危険因子を有する患者には有益性が危険性を上回る場合のみ投与.血糖値の測定等が困難な場合は投与後に血糖値のモニタリング等行う.可能な限り投与前に①の可能性を患者等に説明.症状出現時は直ちに医師の診察を受けさせる
禁忌 昏睡状態,中枢神経抑制薬の強い影響下,糖尿病又は既往歴●(●OD錠細のみ) 併禁 アドレナリン(アナフィラキシーの救急治療,歯科領域の浸潤・伝達麻酔を除く) 重大 高血糖,糖尿病性ケトアシドーシス・昏睡,低血糖,