適応 再発予防及び身体的障害の進行抑制:再発寛解型多発性硬化症,疾患活動性を有する二次性進行型多発性硬化症
用法 1回20 mg,初回・1週後・2週後・4週後,腹部・大腿部・上腕部に皮下注.以降4週間隔.投与毎に注射部位を変える
警告 慢性リンパ性白血病のHBVキャリア患者に点滴静注した際,HBV再活性化による死亡例が報告
重大 上気道感染(上咽頭炎・上気道感染・インフルエンザ),注射に伴う全身反応,進行性多巣性白質脳症(PML) RMP 注意 妊C(投与中・中止後6か月避妊) 在宅 保遮光・2-8℃
選び方・使い方 本邦では再発寛解型MSと疾患活動性を有する二次性進行型MSの再発予防及び身体的障害の進行抑制が効能であるが,米国ではこれらの病型に加えてClinically isolated syndromeにも適応がある.B型肝炎の再活性化やその他の感染症に常に注意する必要がある.月1回