適応 ❶虚血性脳血管障害急性期に伴う機能障害の改善(発症後4.5時間以内) ❷急性心筋梗塞における冠動脈血栓の溶解(発症後6時間以内)
用法 総量の10%は急速投与(1-2分間),その後残りを1時間で投与.発症後できるだけ早期に投与.添付の溶解液に溶解,必要に応じて生で希釈 ❶34.8万IU/kg(0.6 mg/kg),静注 最大3480万IU(60 mg) ❷29万-43.5万IU/kg(0.5-0.75 mg/kg),静注
警告 脳出血による死亡例.適応患者の選択を慎重に行い,頭蓋内出血等の出血性有害事象の発現に注意し経過観察.虚血性脳血管障害急性期では添付文書の基準を満たす状況で使用し,また胸部大動脈解離の悪化・胸部大動脈瘤破裂で死亡例があるので胸痛・背部痛を伴う又は胸部X線で縦隔の拡大所見等,胸部大動脈解離・胸部大動脈瘤合併の可能性がある患者では十分検討
禁忌 共通:出血(頭蓋内・消