適応 50 mgは❶のみ.❶慢性心不全(標準的な治療を受けている患者に限る) ❷高血圧症(過度な血圧低下の恐れ等があり,原則高血圧治療の第一選択薬としない)
用法 やむを得ない場合を除き投与を避ける:腎動脈狭窄(両側性・片腎),高K血症.腎eGFR 60 mL/分/1.73 m2未満ではやむを得ない場合を除きアリスキレンフマル酸塩を併用しない ❶開始1回50 mg,2回/日.忍容性が認められる場合:2-4週間間隔で段階的に1回200 mgまで増量.1回50・100・200 mgとし,いずれも2回/日.忍容性に応じ適宜減量 ❷1日1回200 mg 最大1日1回400 mg.厳重な減塩療法中・血液透析中・利尿薬投与中:低用量から開始し増量する場合は徐々に行う 高低用量から開始等慎重投与
禁忌 血液浮腫の既往歴,アリスキレン投与中の糖尿病,重度肝障害(Child-Pugh C),妊 併禁 AC