適応 カ期外収縮・発作性上室性頻脈・心房細動で他の抗不整脈薬が使用できないか無効の場合 徐放錠頻脈性不整脈で他の抗不整脈薬が使用できないか無効の場合 静注緊急治療を要する不整脈:期外収縮(上室・心室性),発作性頻拍(上室・心室性),発作性心房細・粗動
用法 カ 1回100 mg,3回/日 心房細動・粗動,発作性頻拍の除去を目的とする場合:2-3日で効果が得られない場合は中止.基礎心疾患があり心不全を来す恐れのある患者は入院させて開始し少量から開始等注意.腎間隔をあける等慎重投与.高入院させる等慎重投与.少量から開始等注意 徐放錠 1回150 mg,2回/日.基礎心疾患があり心不全を来す恐れのある患者は入院させて開始し少量から開始等注意.腎間隔をあける等慎重投与.高入院させる等慎重投与.少量から開始等注意 静注 1回50-100 mg(1-2 mg/kg),必要によりブ等に溶解,5分以上かけて緩徐に静注
禁忌 高度の房室・洞房ブロック,うっ血性心不全●,重篤なうっ血性心不全●,閉塞隅角緑内障,尿貯留傾向,透析を含む重篤な腎障害▲,高度な肝障害▲ 併禁 スパルフロキサシン,モキシフロキサシン,ラスクフロキサシン注,トレミフェン,アミオダロン注,エリグルスタット,フィンゴリモド,シポニモド,バルデナフィル● 重大 心停止,心室細動,心室頻拍(TdP含む),心室・心房粗動,房室ブロック,洞停止,失神,心不全悪化●,低血糖,無顆粒球症●,肝障害●,黄疸●,麻痺性イレウス●,緑内障悪化●,痙攣●,呼吸停止●,心房停止●,心室性期外収縮●,血圧低下●,ショック●(●カ徐放錠のみ,▲徐放錠のみ,●静注のみ) 注意 !運転(内服) 妊B2(妊娠末期の使用で子宮収縮の恐れ) TDM2-5 μg/mL
選び方・使い方 心房細動に多く用いられる.静注薬は発作性心房細動の停止目的で使用.抗コリン