適応 徐放錠徐放カ❶本態性高血圧症(軽症-中等症) ❷狭心症,異型狭心症 注❸(250 mg除く)頻脈性不整脈(上室性) ❹(250 mg除く)手術時の異常高血圧の救急処置 ❺高血圧性緊急症 ❻不安定狭心症
用法 高低用量から開始等慎重投与.徐放錠休薬する場合は徐々に減量.❶1回30-60 mg,3回/日 ❷1回30 mg,3回/日 効果不十分1回60 mg,3回/日まで増量可 徐放カ休薬する場合は徐々に減量.❶1日1回100-200 mg ❷1日1回100 mg 効果不十分1日1回200 mgまで増量可 注 5 mL以上の生・ブに用時溶解.高血圧の点滴静注では目標値まで血圧を下げ,以後血圧をモニターしながら速度を調節 ❸1回10 mg,約3分で緩徐に静注 ❹1回静注:1回10 mg,約1分で緩徐に静注.点滴静注:5-15 μg/kg/分 ❺5-15 μg/kg/分,点滴静注 ❻1-5 μg/kg/分,点滴静注.低用量から開始 最大5 μg/kg/分
禁忌 重篤なうっ血性心不全,Ⅱ度以上の房室ブロック,洞不全症候群,重篤な低血圧・心原性ショック●,重篤な心筋症●,妊 併禁 イバブラジン,ロミタピド 重大 完全房室ブロック,高度徐脈,うっ血性心不全,SJS●,TEN●,紅皮症●,急性汎発性発疹性膿疱症●,肝障害●,黄疸●,心停止●(●内服のみ,●注のみ) 注意 注 10・50 mg ハイリスク薬 !運転(内服) 妊C 保徐放カ防湿 T1/2約4.5時間(30 mg錠×2),約7時間(100 mg徐放カ),約1.9時間(1回静注時) 代謝 肝
選び方・使い方 DHP系Ca拮抗薬との併用が唯一可能なCa拮抗薬.冠攣縮性狭心症に効果的.徐脈や房室ブロックに注意
Evidence 心不全のない非Q波梗塞患者の心筋梗塞再発を減少させた成績がある(Am J Cardiol 86 : 2