適応 2・4・8 mg❶-❸,12 mg❶❷.❶高血圧症 ❷腎実質性高血圧症 ❸ACE阻害薬の投与が適切でない慢性心不全(軽症-中等症)
用法 高血圧では血液透析中・厳重な減塩療法中・低Na血症・腎障害・心不全は低用量から開始し増量は徐々に行う.両側性腎動脈狭窄又は片腎で腎動脈狭窄の場合,高K血症はやむを得ない場合を除き投与しない.腎eGFR 60 mL/分/1.73m2未満:アリスキレンとの併用はやむを得ない場合を除き避ける.肝低用量から開始等慎重投与.❶1日1回4-8 mg,必要に応じ12 mgまで増量.腎開始1日1回2 mg,必要に応じ8 mgまで増量 児1歳以上6歳未満:1日1回0.05-0.3 mg/kg,6歳以上:1日1回2-8 mg 必要に応じ12 mgまで増量.腎開始低用量から必要に応じ8 mgまで増量 ❷開始1日1回2 mg,必要に応じ8 mgまで増量 ❸ジギタリス製剤,利尿薬等と併用.開始1日1回4 mg,8 mgまで増量可,原則ACE阻害薬以外による基礎治療は継続.開始時の収縮期血圧が120 mmHg未満・腎障害・利尿薬併用・心不全の重症度の高い患者:開始1日1回2 mg(4週間を超えない)
禁忌 アリスキレン投与中の糖尿病(他の降圧治療でも血圧コントロールが著しく不良の患者を除く),妊 重大 血管浮腫,ショック,失神,意識消失,急性腎障害,高K血症,肝障害,黄疸,無顆粒球症,横紋筋融解症,間質性肺炎,低血糖 注意 !運転 妊D 休薬術前24時間 T1/2カンデサルタンα 2.2±1.4時間,β 9.5±5.1時間.M-Ⅱ 8.9±2.6時間(4 mg)
選び方・使い方 1日1回投与で強力かつ持続的な降圧効果を示す長時間作用型ARB.国内のARBでは唯一慢性心不全の効能を有する
Evidence 日本人のエビデンスが豊富.CASE-J試験では,アム