適応 ❶高血圧症 ❷ジギタリス製剤,利尿薬等の基礎治療薬でも効果不十分な慢性心不全(軽症-中等症)
用法 両側性腎動脈狭窄又は片腎で腎動脈狭窄の場合,高K血症はやむを得ない場合を除き投与しない.腎Ccr 30 mL/分以下又はSCr 3 mg/dL以上:半量投与又は間隔を延ばす等慎重投与.eGFR 60 mL/分/1.73 m2未満:アリスキレンとの併用はやむを得ない場合を除き避ける.高低用量から開始等慎重投与.❶1日1回10-20 mg.重症高血圧症又は腎障害:5 mgから開始が望ましい.児6歳以上:1日1回0.07 mg/kg(20 mg/日まで).重症高血圧・血液透析中・厳重な減塩療法中・過度の血圧低下により心筋梗塞又は脳血管障害の危険性のある患者:少量より開始し徐々に増量 ❷ジギタリス製剤,利尿薬等の基礎治療薬と併用,1日1回5-10 mg.高腎2.5 mgから開始が望ましい.厳重な減塩療法中・低Na血症・低血圧・過度の血圧低下により心筋梗塞又は脳血管障害の危険性のある患者:少量より開始
禁忌 血管浮腫の既往歴,アリスキレン投与中の糖尿病(他の降圧治療でも血圧コントロールが著しく不良の患者を除く),妊 併禁 デキストラン硫酸固定化セルロース・トリプトファン固定化ポリビニルアルコール・ポリエチレンテレフタレートを用いた吸着器によるアフェレーシス,アクリロニトリルメタリルスルホン酸ナトリウム膜を用いた血液透析療法,ARNI投与中・中止から36時間以内 重大 血管浮腫,急性腎不全,高K血症,膵炎,SJS,TEN,天疱瘡様症状,溶血性貧血,血小板減少,肝障害,黄疸,SIADH 注意 !運転 妊D 休薬術前24時間 T1/2α 4.5±1.7,β 33.7±10.3時間(10 mg) 排泄 腎
選び方・使い方 1日1回投与で24時間にわたり血圧コントロールでき,代謝を必要と