適応 サムスカOD 7.5 mg❶-❸,15 mg❶⑴❷❸,30 mg❷❸,顆❶-❸.AGGEOD 7.5 mg❶⑴⑵ 15 mg❶⑴ 顆❶⑴⑵.❶ループ利尿薬等の他の利尿薬で効果不十分な体液貯留 ⑴心不全 ⑵肝硬変 ❷腎容積が既に増大し,かつ増大速度が速い常染色体優性多発性囊胞腎の進行抑制 ❸抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)における低Na血症の改善
用法 ❶他の利尿薬併用 ⑴1日1回15 mg 高7.5 mgから開始が望ましい ⑵1日1回7.5 mg ❷開始60 mg/日(朝45 mg・夕15 mg).1週間以上投与し忍容性がある場合は90 mg/日(朝60 mg・夕30 mg) 120 mg/日(朝90 mg・夕30 mg)と段階的に増量.増量時は1週間以上あける.1日最大120 mg.腎Ccr 30 mL/分未満:減量 ❸1日1回7.5 mg,必要により望ましい血清Na濃度まで段階的に増量可 1日最大60 mg
警告 ❶の場合:急激な水利尿から脱水症状や高Na血症を来し,意識障害に至った症例報告.急激な血清Na濃度の上昇による浸透圧性脱髄症候群の恐れ.入院下で開始又は再開し,特に開始・再開日には血清Na濃度を頻回に測定 ❷の場合:医師疾患の十分な知識.有益性が危険性を上回る場合にのみ投与.IC投与開始に先立ち,完治させる薬ではないこと,重篤な肝障害の恐れ,適切な水分摂取・定期的な血液検査等によるモニタリングの必要性等,有効性・危険性を説明.特に開始時・漸増期に過剰な水利尿に伴う脱水症状,高Na血症等の恐れがあり,入院下で投与開始し適切な水分補給について指導.投与中は月1回以上血清Na濃度を測定.検査重篤な肝障害が報告されており,血清トランスアミナーゼ・総ビリルビン値を含む肝機能検査を必ず実施(開始前・増量時・投与中月1回以上).異常を認めたら直ちに中止し適