適応 ❸は10 mgのみ.❶胃・十二指腸・吻合部潰瘍,ゾリンジャー・エリソン症候群 ❷逆流性食道炎 ❸非びらん性胃食道逆流症 ❹NSAIDs・低用量アスピリンによる胃・十二指腸潰瘍の再発抑制 ❺ヘリコバクター・ピロリ除菌補助:胃・十二指腸潰瘍,胃MALTリンパ腫,特発性血小板減少性紫斑病,早期胃癌に対する内視鏡的治療後胃,ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎
用法 顆粒は用時水で懸濁.高低用量から開始.❶1日1回20 mg(児1歳以上:20 kg未満1日1回10 mg 20 kg以上1日1回10-20 mg),胃・吻合部潰瘍は8週間まで,十二指腸潰瘍は6週間まで ❷1日1回20 mg(児1歳以上:20 kg未満1日1回10 mg 20 kg以上1日1回10-20 mg),8週間まで.再発・再燃を繰り返す場合の維持:1日1回10-20 mg ❸1日1回10 mg,4週間まで(児1歳以上:成人と同じ) ❹1日1回20 mg ❺1回20 mg,アモキシシリン水和物(AMPC)1回750 mg・クラリスロマイシン(CAM)1回200 mgと3剤同時,2回/日,7日間.CAMは適宜増量可 最大1回400 mg,2回/日.PPI・AMPC・CAM 3剤投与が不成功:1回20 mg,AMPC 1回750 mg・メトロニダゾール1回250 mgと3剤同時,2回/日,7日間
併禁 アタザナビル,リルピビリン 重大 ショック,アナフィラキシー,汎血球減少症,無顆粒球症,血小板減少,劇症肝炎,肝障害,黄疸,肝不全,TEN,SJS,間質性肺炎,間質性腎炎,横紋筋融解症,低Na血症,錯乱状態,溶血性貧血,視力障害,急性腎障害 注意 妊B3 T1/21.05時間(10 mg)
選び方・使い方 S体とR体のラセミ体であるオメプラゾールの一方の光学異性体で肝臓でのCYP2C19による代謝依存度が低いS体のみ